STARメソッド(行動面接)徹底解説!実際の回答例あり!就職や転職活動に活用して面接突破!

面接の回答方法として、『STARメソッド』があります。

STARメソッドを使って答えるとなにがメリットなのか?回答方法は?といった疑問があると思います。

そんな疑問を解消してもらうために、この記事では『STARメソッド』について徹底解説します。

回答例も載せていますので、ぜひ実際の面接の機会に役立ててください!

目次

STARメソッド(行動面接)とはなにか?

STARメソッド(行動面接)とはなにか?

面接官が使うテクニックのひとつとして、『STARメソッド(行動面接)』があります。

STARとは、以下の頭文字を取った言葉です。

  • Situation(状況):エピソードの状況や背景、実際に経験した課題や困難
  • Task(任務):その状況にある課題を解決するためのタスクはなんだったか
  • Action(行動):そのタスクに対してどう行動したか?どんなスキルを使って対処したか?
  • Result(結果):その行動は、どのような結果になったか、そこからなにを学んだか?

過去の実績や行動について、具体的に掘り下げて質問して、どのような行動や考え方をするのかといった特性を分析します。

その回答結果から、将来の会社に入ったあとにどう活躍してくれそうかを見極めます。

このSTARメソッドというテクニックを知っていれば、面接官に好印象を与えるための回答が可能です。

ひとつの質問に対して、掘り下げて質問するので、エピソードをしっかりと準備しておく必要があります。

STARメソッド(行動面接)のメリット

メリット

STARメソッドの3つのメリットを解説します。

論理的な回答ができる

面接官に対して論理的かつ整合性のある回答ができます。

自分の経験やスキルを的確に整理して順番に伝えることができます。

具体的な実績を提示できる

具体的な状況や課題、自分がどんな行動をしたか、そして結果を話すことができます。

ここで、仕事の取り組み姿勢や実績をアピールでき、面接官は過去のパフォーマンスを評価するための具体的なエピソードを知ることができます。

ストーリーを持たせた説得力のある回答ができる

STARメソッドを使うことで、自分自身の過去の経験をストーリーを持たせ、論理的に伝えることができます。

単調でつまらない話ではなく、自分の話をわかりやすく説明して、面接官に印象を与えることができます。

STARメソッド(行動面接)のデメリット

デメリット

STARメソッドの3つのデメリットを解説します。

時間配分の難しさ

STARメソッドを使用すると、回答が結構細かくなりすぎてしまうことがあります。

例えば、面接で「チームでの協力経験について話してください」という質問があった場合、STARメソッドを使って回答すると、状況(Situation)やタスク(Task)の詳細を説明するために時間がかかることがあります。

しかし、制限時間内で要点を選びながら回答する必要があります。

この場合、事前に面接で頻繁に聞かれる質問に対して具体的な例を考えておくことが重要です。

例えば、チームでのプロジェクトの成功体験やチームメンバーとの協力的な関係に焦点を当て、具体的なエピソードを短くまとめることが必要です。

STARメソッドで答えにくい質問がある

過去の経験から具体的なエピソードを話すことが求められます。

ただ、全ての質問に対して適切な例を思いつくのは難しい場合もあります。

特に20代の初めての転職などでは、過去の経験が少ないため、具体例を持つことが難しいかもしれません。

この場合、他の経験や学習経験、ボランティア活動などから例を引用することが有効です。

例えば、学校でのプロジェクトやクラブ活動、自主的なスキル習得の経験など、適用範囲を広げて考えることで具体的な例を提供することができます。

アピールできる実績の範囲が限定的

話す順番や内容が決まっているため、自由に自分のアピールしたいことを伝えにくい場合もあります。

STARメソッドは構造化された論理的な回答が好まれるため、具体的なエピソードを話すことが重視されます。

STARメソッドに基づいた具体例を提供した後に、少し余裕のある時間で自分の意見や考え方を簡潔に追加説明しましょう。

STARメソッド(行動面接)の質問例と回答例

質問と回答

では、実際に質問例と回答例についてまとめます。

あなたがチームで働いた経験で、最も困難だった課題は何ですか?それにどのように対処しましたか?

Situation(状況):私は前職でITプロジェクトの開発チームに所属していました。その中で、最も困難だった課題は、プロジェクトの締切が迫っている中で、急遽発生した予期せぬ技術的な問題でした。

Task(課題):私たちはプロジェクトの一部を担当しており、納期に向けて順調に進んでいたのですが、ある日、クライアントの要求により新たな機能を追加しなければならなくなりました。しかしその機能を実装するためには、私たちの技術スタックでは対応できない課題が発生しました。

Action(行動):私たちは迅速に対応するために、まずチームメンバーと協力して現状を分析しました。その結果、新しい技術を学ぶ必要があることがわかりました。私は自己学習を開始し、オンラインのリソースやチュートリアルを活用して新しい技術について学びました。また、他のチームメンバーにもアドバイスを求め、彼らからのサポートやアドバイスを受けながら、スキルを磨きました。

Result(結果):新しい技術を学び、開発に取り組むことで、私たちは納期に間に合わせることができました。追加の機能を正常に実装し、クライアントからは高い評価をいただきました。また、私たちのチームの技術力も向上し、今後のプロジェクトにも活かすことができました。

過去の仕事で、プレッシャーのかかる状況に直面したことはありますか?そのときにどのような行動をとりましたか?

Situation(状況):私は以前、販売部門のマネージャーとして勤務していました。ある時、重要なクライアントからの大規模なプロジェクトのリリース日が突然前倒しされ、チーム全体に大きなプレッシャーがかかる状況に直面しました。

Task(課題):私たちは非常に限られた時間内にプロジェクトを完了させなければならず、品質を保ちつつスムーズに進める必要がありました。プレッシャーの中で、チームメンバーのモチベーションを維持しながら、最善の結果を出す方法を見つけることが課題でした。

Action(行動):私はまず、チーム全体とのミーティングを行い、状況を共有しました。その際に、プレッシャーがかかっていることを認識しつつも、プロジェクトの重要性と私たちの能力を強調しました。それから、各メンバーの意見やアイデアを聞き、タスクの優先順位を再評価しました。また、個々のメンバーに対して、彼らの強みやスキルを最大限に活かす役割分担を行いました。

さらに、進捗状況を定期的にモニタリングし、問題が発生した場合は即座に対処しました。また、チームメンバーとのコミュニケーションを重視し、進捗状況や課題を共有し、必要なサポートを提供しました。また、ストレスを軽減するために、チーム全体での休憩や活動の時間を設けるなど、メンバーの健康とメンタル面への配慮も行いました。

Result(結果):私たちはプレッシャーの中で協力し、結果的にプロジェクトを成功裏に完了させることができました。期日を前倒しにしたにもかかわらず、品質を損なうことなく納期を守ることができ、クライアントから高い評価を得ました。チームメンバーも協力し合いながら成長し、プレッシャー下でも結束力を持ったチームとしての働きができたことを実感しました。

あなたがリーダーシップを発揮した経験を教えてください。そのときにどのような行動をとりましたか?結果はどうでしたか?

Situation(状況):私は前職でプロジェクトチームのリーダーとして働いていました。あるプロジェクトでは、チームのモチベーションが低下し、目標の達成が危ぶまれる状況に直面しました。

Task(課題):私の課題は、チームのモチベーションを高め、目標達成に向けてメンバーをリーダーシップで引っ張ることでした。また、協力と連携を促進し、プロジェクトの成功を確保する必要がありました。

Action(行動):まず、私はチームメンバーと個別に面談を行い、彼らの課題や懸念を聞き出しました。それに基づいて、各メンバーの強みや関心を考慮し、彼らの能力を最大限に活かすような役割分担を行いました。

また、定期的なチームミーティングを開催し、目標と進捗状況を明確に伝えました。同時に、チームメンバーの成果を称える機会を設け、彼らの貢献を認めました。さらに、チーム内の協力と連携を促進するため、情報共有を強化し、コミュニケーションチャネルをオープンにしました。

私自身も、チームメンバーと一緒に働くことでリーダーシップの例を示しました。困難なタスクに挑戦し、助けを求めるメンバーに対してサポートし、モチベーションを維持するための努力をしました。

Result(結果):これらの取り組みの結果、チームのモチベーションは回復し、目標達成に向けた意欲が高まりました。メンバー同士の連携と協力が強化され、プロジェクトはスムーズに進行しました。さらに、プロジェクトの成果を評価され、チーム全体での成功を達成することができました。

以下にその他の質問される内容をまとめましたので、面接前の事前対策として活用してください!

その他の質問例10選
過去のプロジェクトで直面した困難な課題は何でしたか?どのように対処しましたか?
チームでの協力経験について教えてください。あなたがチームで果たした役割や行動を具体的に説明してください。
あなたの強みは何ですか?それを仕事で活かせたときのことを教えてください。
ストレスの高い状況でのタイムマネジメントについて教えてください。具体的な例とどのように効果的に時間を管理したかを説明してください。
過去の失敗から学んだ教訓を教えてください。その失敗から得た経験が、あなたの成長や行動にどのような影響を与えましたか?
自らイニシアチブを取って行ったタスクやプロジェクトについて教えてください。
変化に対する柔軟性や適応能力を示す具体的な経験を教えてください。どのように状況に対応し、結果を達成しましたか?
プロジェクトでのチームメンバーとの衝突や意見の相違に直面した経験を教えてください。あなたがどのように対処し、結果を収めましたか?
自己啓発やスキル向上のために取った具体的な行動を教えてください。その行動があなたにどのような影響を与えましたか?
過去の成果や成功について教えてください。あなたがどのような役割を果たし、その結果を達成するためにどのような行動をとりましたか?

STARメソッド(行動面接)のまとめ

まとめ

STARメソッド(行動面接)について解説しました。

特に、外資系企業の採用担当者などは、このSTARメソッドで候補者の適性を見極めます。

以下の流れに沿って回答できるエピソードを3つくらい用意しておくと面接でテンパることも少なくなります。

  • Situation(状況):エピソードの状況や背景、実際に経験した課題や困難
  • Task(任務):その状況にある課題を解決するためのタスクはなんだったか
  • Action(行動):そのタスクに対してどう行動したか?どんなスキルを使って対処したか?
  • Result(結果):その行動は、どのような結果になったか、そこからなにを学んだか?

面接前には、転職エージェントの担当者からも過去の質問内容を教えてもらえることが多いので、転職エージェントをうまく活用しましょう。

また転職活動に有益な転職本をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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