転職の最終面接でよく聞かれる質問集まとめ!逆質問で働く熱意をアピールして転職成功させよう!

「二次面接までは通過するけど最終面接で落ちてしまう・・・」
「最終面接って今まで質問違うの?」

一次面接・二次面接を通過すると、企業によっては最終面接になります。

最終面接は役員が出てくることが多いので、企業とのカルチャーフィットなども見られます。

実際、質問される内容は似ていますが、役員視点での深掘りなどもあるため、しっかりと対策が必要です。

そこで今回は、最終面接でどのような質問がよく聞かれるのか・採用担当者は何をチェックしているのかを紹介します。

一次面接のよく聞かれる質問集もまとめていますので、面接対策の参考にしてみてください。

目次

最終面接の質問は一次面接と大きくは変わらない

面接

まずは、転職するときの面接でよく聞かれる質問の流れについて紹介します。

一次面接と大きく流れは変わりませんが、一つ一つの質問が深掘りだったり、変化球がきたりすることもあります

このような感じが一般的で、あなたがどんな人で、どんな仕事をしているか(キャリアを積んできているか)、その仕事でどんな視点で取り組んで成果を挙げてきたかなど、それを企業側は募集職種の要件を満たしているか確認します。

それぞれ具体的に説明します。

自己紹介

どんな面接でも最初に自己紹介があります。

面接官は、履歴書と職務経歴書を事前に読んでいるとはいえ、初対面で初めての顔合わせになるので、まずは自己紹介からスタートします。

初対面で第一印象が非常に重要になるので、笑顔で明るい表情で自己紹介した方がよいです。

自己紹介の内容は、名前を名乗り、その後に簡潔に1-2分程度で職務経歴をサクッと話すイメージです。

職務経歴の説明

面接官から「職務経歴を説明してください」や「この時期にこの会社でこのような仕事していたんですね。詳しく教えてください」といった職務経歴を詳しく説明することも多いです。

あなたがこれまでに担当した役職やプロジェクト、およびその職務の詳細について説明します。どのような業務を担当し、どのような成果を上げたかなどについて具体的に述べます。

職務経歴に沿って、どんな会社でどんな仕事をしているか、また具体的な数字を用いて実績についても触れておくとアピールできます。

面接官に分かりやすくアピールするためにも、だらだら経歴を上から順に書いてあることを読み上げるのではなく、要点をまとめ簡潔に話しましょう。

転職理由(退職理由)

なぜこのタイミングで転職を考えているのか?を必ずと言っていいほど聞かれます。

「転職=今の会社を退職する」ことになるので、なぜ現状の環境を辞めて、仕事を探しているのか?といったことも聞かれます。

ここで大事なのは、ネガティブな転職理由にしないことです。

転職理由説明
人間関係の問題職場の人間関係が悪くて転職を考えている場合、ネガティブな理由と捉えられることがあります。人間関係構築の能力に疑問をもたれ、新たな職場でも同じ問題を引き起こすかもしれないと懸念されるからです。
給与の不満給与が低いと感じるといった部分だけが転職理由となる場合、給与以外の仕事の価値を認識していないと見られるからあまり良くありません。
過剰なストレスストレスは健康に対してネガティブな影響を及ぼす可能性がありますが、転職理由として述べる場合、あなたがストレス管理能力に欠け、対処できないと見られる可能性があります。

転職理由が後ろ向きなものはネガティブに捉えられる可能性があることを理解しておきましょう。

また、ポジティブな転職理由(自己成長、キャリアアップ、新たな挑戦等)を強調することが重要です。

志望動機

志望動機は、転職理由や転職軸といった内容と整合性がとれていないと誤解を生んでしまう可能性もあります。

ポジティブな転職理由(自己成長、キャリアアップ、新たな挑戦等)を伝え、それを実現するために応募した企業の職種で実現できると考えているということを伝えると効果的です。

会社のビジョンや製品に魅力を感じているといった理由もありますが、それは新卒の就活であれば、使えなくもないですが、もっと自分の今後のキャリアについてフォーカスして説明した方が説得力があります。

成功体験や失敗体験

これまでのキャリアで特に成功した経験や学んだことについて、説明することが一般的です。

具体的な状況、行動、結果を元に話を組み立て、失敗体験についてもその後どのように対処したか、何を学んだかを伝えます。

GAFAMなどの大手ITプラットフォームでも候補者に質問することをよく聞きます。(僕自身もそうでしたが、どの転職面接でも聞かれる王道な質問です)

そのため、深掘りされても答えられる状況にしておくことが重要です。

また成功体験、失敗体験をそれぞれ1つのエピソードだけでなく3つくらいエピソードを用意しておかないと話に詰まってしまうこともあるので、注意が必要です。

エピソードをまとめるときは、STARメソッドで話を組み立てると理解しやすいので、ぜひSTARメソッドを使って成功体験や失敗体験を効果的に伝えてアピールしましょう。

今後のキャリアビジョン

将来的にどのようなキャリアに進みたいのかを説明します。

自身の長期的な目標ややりたい仕事について説明し、それがなぜ応募先の企業と一致するのかを簡潔に伝えます。

このあたりが転職理由や軸、志望動機などの内容と一致していないと、内容に説得力が欠けてしまうので整理して話せるようにしましょう。

逆質問

ほとんどの質問で面接の最後に候補者側からの質問の時間があります。

この逆質問のタイミングで、「特に質問はないです」という回答は避けた方が無難です。

その企業に入社したいという想いがあるなら、企業研究や応募職種について調べる中で疑問がでると思います。

また面接の中で感じた疑問なども質問してもよいので、必ず逆質問はしましょう。

面接時間の調整という感じでも使えるので、30分の面接で25分面接して、5分逆質問だったりしたら1-2個程度の質問になりますし、10分であれば3-4個質問できると思います。

その貴重な時間を有意義に使って、よりその企業を理解して、次の面接へ挑みましょう。

転職の最終面接でよく聞かれる「質問集」

実際の筆者が体験した内容を踏まえ、よく聞かれる質問集をまとめて紹介します。

それぞれ簡潔に答えらるように準備しておくと、面接での緊張も和らぐと思いますのでぜひ活用ください。

最終面接では、今まで話してきた内容と重複する質問もありますが、重要なものを太字にしておきます。

応募先企業とのカルチャーフィットを見るケースが多いので、エピソードを深掘りされ、候補者の考え方がマッチしているかを重点的に見られます

No質問項目質問内容
1自己紹介/職務経歴簡単に自己紹介をお願いします。
2今までの職務経歴について簡単に教えてください。
3転職理由/転職軸転職しようと思ったきっかけは何ですか?
4転職理由を教えてください。
5転職軸は何ですか?(3つほど準備したい)
6志望動機志望動機は何ですか?(他社ではないなぜウチなのかを具体的に)
7長所/短所長所・強みはありますか?(3つほど準備したい)
8短所・弱みはありますか?(3つほど準備したい)
9周りからどんな人だと言われるか?
10どのようなスキルを活かして会社に貢献できるか?
11成功体験/失敗体験今までの仕事で直面した難しい局面において、どう取り組んだか?
12職歴の中で最も成功したことはありますか?
(どのように活かせるのか?即戦力として貢献できるか?)
13職歴の中で最も失敗したことはありますか?
(どのように活かせるのか?即戦力として貢献できるか?)
14お客様の意思決定を変えた経験はあるか?
(営業であれば先方社長やキーマンなどの)
15キャリアビジョンどのような企業で働きたいと考えているか?
16仕事のやりがいや喜びはありますか?
17今後のキャリアビジョンについて教えてください。
181年後、3年後、5年後のタイミングでどのようになっていたいですか?
19逆質問何か聞いておきたいことや質問などはありますか?
20最後に言い残したことはありますか?

転職の最終面接でした方がいい「逆質問集」

最終面接では逆質問の時間が多くもらえるケースもあるので、そこでしっかりと熱意を伝えるための質問を用意しておけば、内定に近づけると思います。

その逆に時間はもらえたが質問することがなくてあっさり終わってしまった。。ということは避けたいところです。

面接最後に質問の時間をもらえるので、そのタイミングでした方がいい逆質問についても紹介します。

No質問内容
1今後注力する事業領域は何ですか?
2直近3カ年の目標はどのようなものですか?
3競合他社に勝ってい部分はどこですか?
4(役員目線で)職場ではどのような人が活躍していますか?
5会社経営で大切にしていることはなにか?
6中途社員に求める期待値はどのような点ですか?
7どのような方と働きたいですか?
8今の会社で足りない部分に感じるところはあるか?
9入社までに学んでおいた方が良いことはありますか?
10入社するにあたり覚悟しておくことはありますか?

転職の最終面接でよく聞かれる質問集のまとめ

以上のように転職の面接官がどのような意図で質問してくるかについてまとめました。

実際、僕が面接で体験した内容も踏まえて、よく出てくる質問集をまとめていますので、ぜひそれぞれの質問について答えられるように準備してから面接に臨みましょう。

転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーが応募先企業の過去の面接傾向のノウハウを持っているので、頻出質問についても事前に共有してもらえます。

またどのように文章をまとめたら良いかについても相談に乗ってくれますし、模擬面接の対策まで一緒にしてくれるので、面接に挑む前に転職エージェントを活用しましょう。

おすすめの転職エージェントは以下の記事にまとまっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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