既卒の就活は厳しい?無理なのか?内定獲得のためのやるべきこと5選!

既卒というステータスが就活なんて厳しいとイメージをする方も多いと思います。

実際、既卒の就活は新卒と比べると厳しいと言えます。

  • 大学卒業と同時に就職できないのはなにか問題があるのでは?
  • 働く意思がないモチベーションが低い人なのでは?

などの理由から、企業としては既卒者に懸念を抱いてしまうからですね。

この記事では、既卒の方が内定を獲得するための5つのポイントを解説します。

そもそも既卒ってなんだっけ?という定義があいまいな方は、以下の記事も参考にしてみてください。

目次

既卒の就活は厳しいのか?無理なのか?その実態を解説

クエスチョン

既卒という言葉を聞くと、多くの人が「就職活動は厳しいのでは?」と感じるかもしれません。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

この疑問を解決するために、既卒の就活の現状とその対処法について詳しく見ていきましょう。

既卒の就職率はどうなっている?

マイナビの調査によると、既卒の就職率は2022年度で44.8%となり2年連続で上昇しているという状況です。

(出典:2022年度 既卒者の就職活動に関する調査)

前年度の2021年度が42.4%となり、既卒の採用は増加傾向となっており、いい傾向ですね。

ただ、多くの企業が新卒採用を重視しているため、既卒での就職はやはり厳しい傾向にあるといっても過言ではないです。

また昨今、厚生労働省が「卒業後3年以内であれば、新卒枠で応募」ができるように企業への呼びかけの方針をだしていることも既卒への追い風となりそうです。

既卒の就活が厳しいと言われる3つの理由

既卒の就職活動には特有の課題が存在します。

以下では、既卒の就活が厳しいと言われる3つの主な理由と、その背後にある考え方や文化について解説します。

既卒はなにか問題があるのではないかと思われる

日本の伝統的な就職文化では、学生が大学を卒業と同時に就職するのが一般的であり、その流れから外れることは少ないからです。

そのため、既卒というステータスは「何らかの理由で就職に失敗した」というネガティブな印象を持たれがちです。

このような先入観を払拭するためには、既卒の期間中にどのような経験や学びを得たのか、その価値をしっかりとアピールすることが重要です。

中途採用としては就業経験がなくスキル不足が否めない

中途採用の場合、企業は即戦力としてのスキルや経験を求めることが多いです。

しかし、既卒で実務経験がない場合、その企業側の要求に応えるのが難しいと感じられることがあります。

スキルアップのための研修や資格取得を積極的に行い、自らの成長をアピールすることで、企業に自分の可能性を信じてもらうことが大切です。

日本ではどうしても新卒採用が有利な傾向にある

日本の企業文化では、新卒者を長期的に育成することが一般的であり、新卒採用が中心となっています。

そのため、新卒の枠が多く、既卒の採用枠は限られてしまうことが現状です。

そのため、既卒に特化した転職エージェントを利用して、既卒を積極的に採用している企業を探すことが効果的です。

また、自らの経験やスキルを最大限に活かせる職種や業界を選ぶことで、有利に就職活動を進めることができます。

既卒の就活で内定獲得に向けてやるべきこと5選

チェック

既卒の就活でやるべきことを5つ紹介します。

  1. スキルアップを怠らない(資格取得に時間を割く)
  2. 自己分析をして自分の強みの理解
  3. 卒業後のブランク期間について回答できるように準備
  4. 就職したいと思ったらすぐに行動する
  5. ひとりで就活をやらずに就活エージェントを使い倒す

スキルアップを怠らない(資格取得に時間を割く)

常に学び続ける姿勢が大切です。時代は日々進化しています。

あなたが学生時代に学んだことが、そのまま社会で通用するとは限りません。

特に就職していないため、既卒の方は比較的自由な時間があると思います。

その時間を有効活用して、実務経験がなくても資格でスキルを証明できることが就職活動には有利になります。

今後、働きたいと考えている業界で必要になるであろう資格やスキルを身につける努力をすることが大切です。

自己分析をして自分の強みの理解

自己分析はめちゃくちゃ大切です。

自分はどのような強みがあって、なにに興味があるのか、といったことを過去の学生時代の経験やバイトでの経験から分析しましょう。

この自己分析をしっかりと行い、自分がどんな人間なのかを理解すると、どんな仕事が向いているのかを知ることにつながります。

自己分析には、キャリアカウンセリングを受ける、適職診断テストを受けるなど、さまざまな方法があります。

また、実際にインターンシップなどで働いてみることで、自分の適性を確かめることもできます。

卒業後のブランク期間について回答できるように準備

既卒だと、高校・大学卒業後から少し空白の時間ができてしまいます。

この空白の期間について、企業側からはなにをしていたのか?という問いが絶対にあります。

「なにもしていなかった」という回答では、企業から良い印象はもたれませんので、具体的に回答を準備する必要があります。

例えば、「資格取得に向けて勉強をしており、実際に資格取得をしました」というかたちで、ここでの学びが入社後にどのように役立つのかを伝えると効果的です。

就職したいと思ったらすぐに行動する

働きたいという気持ちがあるなら、早く就職活動に向けば行動をすべきです。

年齢が若ければ若いほど、ポテンシャルでの採用率が高まります。

人材育成という企業側の視点からも、若いほど柔軟な考え方を持っていて、へんなクセがついていないので、人材育成がしやすい・時間があるというメリットがあります。

そのため、働きたい気持ちがでてきたら、すぐに行動していくことが就職成功に向けた近道です。

ひとりで就活をやらずに就活エージェントを使い倒す

ひとりで就活していると、不安なことや悩みがでてきてもひとりで抱え込まないといけません。

また、自分ひとりで進めているので、進め方が遅くかったり・間違った方向に力を注いでいることに気づかないこともあります。

やっぱり壁打ちする相手がいると、不安や悩みを解決できますし、モチベーションが保てることもメリットです。

就活エージェントは無料で利用できて、履歴書作成・添削、面接対策、求人案内といったことまで、サポートしてくれます。

過去にサポートしてきた就活ノウハウがあるので、そのノウハウを使い倒すというくらいの気持ちで相談すべきです。

既卒に特化した就職・転職エージェントを紹介しますので、自分に合うエージェントを見つけましょう!

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既卒就活が厳しいと感じないための対処法のまとめ

既卒の就職活動は一見厳しいように思えますが、若手の需要は非常にあると言えます。

ただ、企業は新卒採用を重視する傾向にあり、そのため既卒の採用枠は限られていることが現状です。

既卒の就活が厳しいと言われる3つの理由
  • 既卒はなにか問題があるのではないかと思われる
  • 中途採用としては就業経験がなくスキル不足が否めない
  • 日本ではどうしても新卒採用が有利な傾向にある

このような課題がある中でも、以下のやるべきことを実践して就職に向けて動き出しましょう!

これからの就職活動が成功すること祈っております!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

既卒の方が就職しやすい職種についてもまとめていますので、こちらの記事も参考にしてみてください。

最後にこれからの時代は、ひとつの会社で定年まで働くということはない時代なので、転職してキャリア形成が一般化していくことになるでしょう。

そのため、ひとつの会社で経験を積み終えたら転職というかたちで、今後は転職回数も増えると思います。

そんなキャリア形成の時代なので、今のうちから転職に関わる本を読みながら今後の人生設計を考えるきっかけをつくっていきましょう!

おすすめの転職本をまとめているので、こちらもお役立てください。

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